『「すぐやるチーム」をつくるたった一つの考え方』発売記念
ダイヤモンドオンライン連載記事 (2/5)
「イラッとする部下を一人前に育てる「魔法のひとこと」」について
あなたの、
「ふつうはこう考えるだろ」
「ふつうはこう判断して行動するだろ」
は"妄想"です。
モラル感覚のあった人を採用したところで、100%モラル感覚が一致することはありません。
良くて80%といったところでしょうか?
幼い頃、あなたの周りに一卵性の双子の友達はいませんでしたか?
「双子が生まれる確率は1%前後」といわれていますから、
みなさんの周囲にも、双子の知り合いがいるのではないかと思います。
見た目はそっくりで、似ているところはあったとしても、
しばらく接していくと、考え方や好みなど異なる面が多くあったはずです。
遺伝子情報も環境も同じ2人がそれだけ異なるのですから、
それが全く違う部下となると、もっと違います。
「他人は違って当たり前」
そう思って接することで、不要な行き違いが無くなります。
目の前の仕事に追われていると、ついついそんな当たり前の事実さえ忘れてしまいます。
「なんで俺が部下に合わせないといけないんだ」
「俺は部下の機嫌をとる時間なんてない」
中にはそのように思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、
「社員により成果を出してもらうためのお金のかからない投資」
と考えたらやらない手はありません。
もし、コミュニケーションの行き違いで辞められでもしたら、
それこそ採用費、教育経費が余計にかかってしまいます。
「こうすればいい」
「どうしてこうやらないんだ」
という良かれと思った発言も要注意です。
部下にしてみれば、
「どうしてこうやらないのかといわれても、
そもそもそのやり方がわからない」
ので、答えようがない。
ということになりかねません。
『7つの習慣』に「インサイドアウト」という言葉がありますが、
まずは社長が部下の価値観を理解すること。
「どうすればできると思う? 一緒に考えよう」
と、相手を理解しようとする姿勢、一緒に解決しようという姿勢が、
部下に、「社長の提案通りにやってみようかな」という気持ちを起こさせます。
「どうすればできると思う? 一緒に考えよう」
を是非、今日職場で使ってみてください。
詳細は、ぜひ、ダイヤモンドオンラインにてご覧ください。
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