池本克之です。
突然だが、
あなたの会社では
部下と1対1で面談をしているだろうか?
「面談はやった方がいい」と
頭では分かっていても、
実際に行動に移す人は少ない。
なぜだろうか?
それにはいろいろな理由が
あるのだろう。
例えば、
「なんか言い出しにくいから…」
とか、
「自分が面談をやっているところを
想像すると緊張するから…」
とか、
「改まって社員に
面談することを伝えるのが
なんか言いづらくて…」
などなど…。
だが、ここで少し考えてみてほしい。
面談をする最大の目的は
何だろうか?
それは「部下の成長」である。
これが、面談をする
最大の目的だ。
部下に成長してもらっては困る、
という社長や上司はいないだろう。
うちの会社の社員はどんどん成長して、
どんどん成果を出せるようになっていく。
こんなふうになれば
嬉しいじゃないか。
ぜひ、面談を
部下の成長の場面に使ってほしい。
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人が成長する。
そのためには、
きっかけが必要だ。
特に、どんなきっかけが
必要なのかというと、
「気づく」ということ。
部下の方が、
「あぁ、そうだな。
確かに社長の言う通りだな…」
「上司の言う通りだな…」
といって、何かに気づき、
「やらなきゃ!」
というふうに変わっていく。
これが成長するきっかけになる。
そのためには、
面談が有効的だ。
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今は、隣の席の人とでも
メールやチャットで会話する
会社が増えてきている。
これはこれで、
やり取りの内容が履歴として残るので
いいのだが、
それだけで充分なコミュニケーションが
取れるのかというと、疑問が残る。
それに、直接話す機会が
減っているので、
「上司が何を考えているのか
わからない…」
「部下が指示を無視して
勝手に動く」
など、いろいろな問題を
招く恐れがあるだろう。
しかし、面談は
コミュニケーション不足から起こる
問題を解消するための
ツールともいえる。
チームでの仕事は、
いかにコミュニケーション・ロスを
少なくするか、
というのがポイントだ。
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さらに、いまどき部下と
呼ばれる人たちは、
人に対して必要以上に遠慮する
傾向があり、
ちょっとでも
「忙しそう」だと感じたら
話しかけるのをためらってしまう。
なので、困っていることがあったり、
社内の問題に気づいていたとしても、
相手が忙しそうだったら
言うのを止める。
もちろん、いまどき部下に限らず、
多くの社員は何か不満があっても
言えるような環境がなければ
言うことはないだろう。
しかし、
このような問題を放置しておけば
後々大きな問題に発展することもある。
なので、問題があるのなら
早めに知っておかないといけないし、
解決する必要がある。
面談は、
部下が抱えている不満や不具合、
不正などの情報収集もできる場だ。
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実際に面談を導入している企業では、
「部下がどういうことを考えているのか
よくわかるようになり、
仕事がスムーズになった」
という人もいる。
また、
「普段、仕事をしている時には
社長からは見えなかった社員の不満を
事前にキャッチできたことで、
社員が働きやすくなった」
という例もある。
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このように、面談には
色々なメリットがある。
もし、あなたの会社で
まだ面談をやっていないというのなら、
ぜひ、今からでも始めてみてほしい。
面談をする最大の目的は、
部下の成長。
それが、あなたの会社が
より早く成長することに
繋がっていくのだから。
PS
「面談のやり方がわからない…」
「面談で何を話せばいいのか…」
というのなら、
18日(日)のメールがお役に立てる。
私がネットプライスの社長をしていた
頃から実践しており、
今でもやっている
面談の具体的なやり方を公開した
キャンペーンがスタートする。
ぜひ、見逃さないでほしい。
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