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2019年2020/03/17

部下のモチベーションとなる存在

池本克之です。



人間が働く上で
モチベーションとなるものには
何があるだろうか?


例えば、

仕事を通してのやりがいだったり、
お金がモチベーションになる
という人もいるだろう。


パフォーマンスや
自分の実力を上司に認めてもらうことが
モチベーションになる、
という人もいる。


はたまた、仲間から信頼されたり、
何かの目標を達成した時の
達成感だという人もいるだろう。


人によって
モチベーションになるものは様々だ。



私は、働く上での
モチベーションになるものに
“ロールモデルの存在”があると
考えている。


「あんなふうになりたい」
と思う気持ちは、
普段の仕事のエネルギーになるからだ。


そして、目指すものがあることで
迷うことなく行動できるようにもなる。



そんなロールモデルは、
雑誌やテレビを通して知る
誰かではなく、

今、自分の目の前にいる人の方が
良いだろう。


なぜなら、目の前に
目指したい姿があるというのは
すごく刺激になるからだ。


おそらく、年齢的には
先輩になるかもしれない。


自分よりも先に入った
あの人に役職がついて、
段々と重要な仕事を任されている。


例えば、それが幹部だとすると

社長が今までやっていた仕事を
新しい幹部と言われる人たちが
やるようになってきた。


「なるほど、自分も頑張れば
あんなふうになれるのか…」


「〇〇さんのように地道にやっていけば
必ずチャンスがくる」


「自分も将来は
あんなふうに活躍することができる」


というように、
これからのキャリアプランを
自然と描けるようになる。


そして、それを目指すことで
普段の仕事も前向きに頑張れるし、

途中で投げ出したり、
諦めるということが少ない。


ロールモデルという存在がいるだけで
部下のモチベーションは
大きく変わってくるのだ。


・・・・・・・・・・


では、反対に
ロールモデルがいないと
どうなるだろうか?


例えば、

自分の将来が想像できないので
将来に対して不安を抱くことも
あるかもしれない。


また、それが引き金となって
転職を考えるきっかけになることもある。


実際、社員の中には、

「自分の会社には
ロールモデルがいないから
何を目指せばいいかわからない…」

という人もいる。



このように、
ロールモデルがいないことで
自分の将来を描けずに
モチベーションが下がったり、

自分のパフォーマンスを
最大限に発揮できない場合もあるのだ。


だからこそ、
社内にロールモデルがいるというのは
社員が成長していくためにも
とても重要なことだと言える。


・・・・・・・・・・


さて、あなたの会社には
部下にとっての
ロールモデルがいるだろうか?


もしいるのなら、ロールモデルの人が
何をやってきたのかを
部下にきちんと伝えてあげてほしい。


例えば、

明確な目標を持って
仕事に臨んできた。


周囲のアドバイスを素直に聴いて
実践してきた。


ハードルの高い仕事にも
リスクを取ってチャレンジしてきた。

などだ。


単にその人がやってきたことを
真似るのではなく、

逆算の思考や仕事に臨む姿勢など
成功の本質を学べるようにすることが
大切になる。


そうすることで、
部下はロールモデルから受けた刺激を
自分の成長へと繋げることができる。



人間が働く上での
モチベーションになるものに
ロールモデルの存在がある。


もし、あなたの会社に
ロールモデルがいるのであれば

社員の成長に繋がるように
どんどん活かしてほしい。




PS
社員を成長させたいのなら、
ここからも学べるものがあるだろう。

https://myasp.pajaposs.com/l/m/RDrdhcQIs52xIU

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