池本克之です。
以前までは、全体に対して
同じ指示の仕方、
同じ叱り方でも問題なく仕事は
進んでいたかもしれない。
しかし、今は
もっと個人に注目して
その人に合った育て方をしなくては
メンバーやチーム、
そして組織が育たない。
事実、ベストセラーを
何冊も生み出している
カリスマ経営者、小山昇氏は、
以前は部下に対して
「これやっとけ」「早よやらんか」
というように、
一方的に指示を出していたそうだ。
それでも部下は動いてくれていた。
ところが、
今の若い世代にそんなことをしたら、
あっという間に辞めてしまう。
だから、「傾聴」を心がけるように
したそうだ。
どんなにストレス耐性の弱い
いまどき部下でも、
「この会社でどうしたいのか?」
と尋ねると、
「3年後には主任になりたい」
「ナンバー1営業マンになりたい」
といった理想を語る。
そして、相手の希望を聴いた上で
「だったら、この評価を2回続けて
取る必要があるね」
「早く1人で営業を回れるように
しないといけないね」
といった具体的なアドバイスを
送ってあげるのだ。
こうすると、上司からの助言を
非常に受け入れやすくなる。
自分の理想を実現するために
必要なのだと捉え、
上司の指示にも
ストレスを感じにくくなると言う。
一方的に指示をするのか、
相手の話を聴いた上で
指示をするのかによって、
大きな違いが出てくるのだ。
今は、
「部下が何を望んでいるのか
わからない…」
「部下が何を考えているのか
理解できない…」
という上司が非常に多い。
だが、分からないのであれば
本人に訊けばいいだけのこと。
そして、その機会を作るのが
面談なのだ。
面談は、部下のことを理解する
絶好の機会である。
面談ができれば、
部下が何を望んでいるのか分かるし、
部下が悩んでいること、
困っていることもすぐに知れる。
そうすると、
早めに問題を解決することが
できるので、
仕事の効率が上がる。
何かに悩んだり、困っている時は、
仕事をしていても気になって
なかなか進まないものだ。
「何か困っているなら
早く言ってくれよ」
と思うかもしれないが、
いまどき部下はそうはいかない。
相手がちょっとでも
「忙しそう」だと感じたら
話しかけるのをためらうからだ。
それぐらい人に対して
必要以上に遠慮する傾向がある。
だからこそ、
こちらから手を差し伸べてあげる
必要があるのだ。
ここで大事なことをお伝えする。
面談をする最大の目的は、
「部下の成長」だ。
部下が成長することで
会社の業績も上がり、
その結果、
会社が成長していくようになる。
「面談をした方がいいのは
分かっているけど、
あらたまって2人で話す空気が嫌…」
「社員にどう思われるのか心配...」
「自分が面談をやっているところを
想像すると、緊張する…」
このように思う社長は多くいるが、
私は、そんな壁を突破した社長だけが
これからも会社を伸ばし続けるのだと
考えている。
多くの場合、
初めてのことにチャレンジする時には
だいたい悪いことを想像する。
しかし、それはあくまで想像であって
事実ではない。
実際、面談の目的を明確にし、
面談をすることで得られる効果を
しっかり社員に伝えることができれば、
ほとんどの場合
社員から嫌な顔をされたり、
反論されるということはない。
ぜひ、「思い込み」という
見えない壁を突破し、
あなたの会社の社員を
成長させていってほしい。
そして、成長した社員と一緒になって
あなたの会社を伸ばし続けていってほしい。
PS
面談の始め方、面談のやり方が
分からないのなら、
私が実際にやっている面談の方法を
ここで具体的に公開している。
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