池本克之です。
社長は、日々考えることが多い。
抱えているストレスも
尋常ではないだろう。
自分の時間なんてなく、
ゆっくりと気が休まる暇なんてない…
という人が大半なのではないか。
私は、数多くの社長と会う機会がある。
そんな中、多くの社長は
自分一人だけが頑張っている。
社員やその他大勢の人を巻き込めずに、
一人でもがき苦しんでいるのだ。
しかし、会社を大きく
伸ばしていこうと思うのなら、
社長一人の力だけではいけない。
社員やその他大勢の人を巻き込み、
事業を伸ばしていく必要がある。
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私は、ドクターシーラボの社長になり、
年商3億円を120億円に
成長させることができた。
しかし、その道のりは
とても険しかった。
決して華やかな部分だけではない。
当時の象徴的な話をすると
こうだ。
社員のモチベーションは低い。
誰も会社の仕事を
楽しいとは思っていない。
お客様が望んでいる時に
タイミングよくセールスできない。
マーケティングに活用できるような
データベースがまったくできていない。
商品の不足が頻繁に起こる。
というような状態だった。
「本当にこんな状態で大丈夫なのか…」
そう思ったこともある。
将来への不安は常にあった。
しかし、そんな中でも
100億円企業に成長できたのは、
あるものがあったからだ。
それが、「事業計画書」である。
どうして事業計画書なのか?
それは、事業計画書には
・会社がこれから
やっていこうとしている計画
・私の熱い想い
これらが明確に描かれていた。
これを社員たちにも見せることで
社員の協力を得ることができたのだ。
また、社員だけではなく、
投資家や取引先、銀行などの
協力も得ることができた。
つまり、自分以外の人たちを
自分の事業に巻き込むことができたのだ。
だからこそ、
年商3億円だった会社を
短期間で120億円にまで
成長させることができた。
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多くの経営者は、
自分がやろうとしていることや
自分の中にある熱い想いを
言語化していないことが多い。
しかし、これらは
他人が見てもはっきりとわかるように
言語化されていなければ、
どんなにやりたいことがあっても
伝わることはない。
その結果、
あなたの事業に共感する人が少なく、
事業を伸ばすために必要な
人とお金を集めることができない。
一人ではなし得ない大きな成果を
手に入れたいのなら、
あなたが考えていることや
あなたの熱い想いを
言葉として表現する必要がある。
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事業計画書は、
作った方がいいと頭ではわかっていても
作らない人の方が多い。
「忙しいから…」
「時間がないから…」
「そんなの作っても
来年にはどうなっているか
わからないから」
このような理由を並べ立てて
作ろうとはしない。
しかし、残念ながら
事業計画書なしで
事業を大きく成功させたという例を
私は知らない。
事業計画書がなければ
人の心を動かすことも、
自分の事業に人を巻き込むこともできない。
会社のトップである社長の考えや
熱い想いが伝わらないからだ。
もしあなたが、
自分の事業に多くの人を巻き込み、
一人ではなし得ない大きな成果を
手に入れたいのなら、
必ず事業計画書が必要だ。
あなたの頭の中や心の中に秘めている
まだ言語化していない計画や
熱い想いを言語化し、
社員に伝えよう。
そして、社員以外にも
多くの人を巻き込んで、
あなたが創りたい会社を創っていくのだ。
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