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2019年2019/11/08

若者の飲みニケーション嫌いは本当か?

池本克之です。


「最近の若者は
飲みニケーションを嫌がる」

「パワハラとか言われたら
かなわないから、
おちおち飲みにも誘えない」


そう考えて、
部下を飲みに誘うのを遠慮している
上司も多い。


昔は、仕事が終わったら
飲みに行くのが当たり前。


飲み会も仕事の一環だと捉えている
人も多かっただろう。


なので、尚更いまの若者の
考え方や価値観は理解しにくく、
扱い方が難しいと感じるのもよくわかる。


しかし、実際のところ
若い部下たちはどうなのだろうか?


本当に嫌がっているのだろうか…?


・・・・・・・・・・・・・・・・


バカルディ・ジャパンが
「働き方改革と
社内コミュニケーションの実態調査」の
一環として行った調査によると、
ある意外な真実が見えてきた。


それが、


20代の過半数が
「飲みニケーション」は
社内の円滑なコミュニケーションに
役立つと思っている、


ということだ。


飲みニケーションを
嫌がっているというより、
むしろ意義あるものと捉えていることが
わかった。


もちろん、
このような若者だけではないのは
確かだろう。


一部の人は、
飲み会に対して「行きたくない」と
強烈な拒否感があるのも事実だ。


だが、上司と一緒に飲むことより
プライベートを優先する世代の中にも、
このような考えを持っている
若者がいるのも事実である。


ただ、いまの若者は
飲みニケーションに質を求めている
傾向がある。


質というのは、
会話やコミュニケーションの内容
といったものだ。


例えば、飲み会の場で
仕事と関係がない過去の武勇伝を
延々と聞かされたり、

仕事上の自慢話を延々と聞かされる、
というようなことが続けば、
「もう行きたくない」と思うだろう。


実際、これは部下に限らず
誰でもそうなのではないか。


しかし、そうではない場合、

飲み会は部下にとって
職場以外での先輩や上司の素顔を
見られるチャンスでもある。


また、
飲み会だからこそ言える話
というのもあるだろうし、
飲み会を通して相手のことを
よく知れるというのもある。


そして、それだけではなく、
部下から上司に話しかける
きっかけづくりにもなる。


今は、職場では
仕事の話以外はほとんどしないという
ところも多いだろう。


仕事上の付き合いだけに
なっている人も大勢いる。


そのような中で、
親しくなるというのは
なかなか難しい。



実際、私も
会社では常に冗談を飛ばして
部下とはフランクに接しているつもりだ。


しかし、それでもやはり
社長と社員という関係上、
その間には見えない壁があると
感じている。


その壁を取り払うためには、
会社以外の場でコミュニケーションを
取るしかない。


・・・・・・・・・・・・・・・・


「最近の若者は
飲みニケーションを嫌がる」


そう思っている上司も多いが、
中には上司との飲みニケーションを
意義あるものと捉えている若者もいる。


直接的なコミュニケーションが
減っている時代だからこそ
そのような機会をうまく活用し、
部下との関係性を構築していくべきだろう。



PS
「いまどきの若者が何を考えているのか
わからない…」
そう思うのなら、これがお役に立てる。

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