池本克之です。
会議とは、
一体何をする場だろうか?
必要な人が集まって、
話し合いをする場だろうか?
いや、それだけではない。
会議は、何らかの
「意思決定を行う場」だ。
そして、
何かを決めるための会議や
ミーティングは、
基本的には少人数、
短時間で終える努力をすべきだと
考えている。
なぜなら、人数が多くても
結局、何も決まらないということが
よくあるからだ。
中には、途中から話が大きくズレて
「一体この会議は
何について話し合っているのか?」
ということがわからなくなる
パターンまである。
こんな状態では
時間を無駄にしているのと同じだ。
会議やミーティングは、
必要な人が必要なときにパッと集まって
パッと終えるのが一番である。
会議室はサッサと出て現場に戻るほうが
組織としても健全だ。
しかし、多くの企業では
まだまだ時間の浪費になっている
会議が目立つ。
長い会議は、
「人時生産性」を下げる
元凶になることを
私たちは理解しておかないといけない。
例えば、
役員全員を集めての幹部会議に
だらだら時間をかけていると、
それだけで100万円、200万円は
すぐに吹っ飛ぶ計算だ。
それだけ価値のある会議ならいいが、
本当にそこまでする必要があるのか?
他に方法はないのか?
と、会議に参加するメンバー
一人ひとりが意識を持つ必要がある。
そうじゃないと、
せっかく集まって話し合っても
何も決まらない、
誰も発言しないとなれば
会社としては大損害だ。
実際、会議をしている間は
売上を上げているわけでもない。
それに、そもそも人間の集中力は
そんなに長くは続かない。
会議は30分くらいがベストだろう。
だいたい15分刻みでテーマを設定し、
15分で決められるように準備してもらう。
30分で2本、長くても3本45分。
準備不足だと思ったら、
担当者に「15分後に集まろう」と言って
準備しなおしてもらう。
それぐらい会議は短時間で議論し、
結論に到達するという意識をもって
臨むことが重要なのだ。
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会議やミーティングは、
自分や組織の足りない部分に気づく
良い機会でもある。
だからこそ、
決してムダにはできないし、
するのであれば
きちんと目的を持ってやるべきだ。
会議は、何らかの
「意思決定を行う場」。
これを意識して、
お互い無意味な会議にならないように
工夫していこう。
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