池本克之です。
チームを支えていく大切な仕組みの中に
「教育」がある。
採用の段階で
自社の企業文化に合った人を
採ったとしても、
放っておいては人は育たない。
働き始めたばかりの頃は
理想に燃えていても、
日々の雑務に追われるうちに
目的を見失うことがある。
そして、仕事が雑になっていく。
それに、こんな話もある。
半年の研修が終わった後、
「やっと自分の仕事が持てる!」
とやる気になっていた新人が、
部署に配属された途端、
上司から放置されるということだ。
これは、明らかに
やる気を失くす原因になる。
自分は何のためにここにいるのかと
悩む人も出てくるだろう。
そして、
「どうせ何もさせてもらえない…」
という気持ちが大きくなると、
その後は本当に何もしなくなっていく…
ということだってあるのだ。
もちろん、これは上司にも原因がある。
しかし、会社のトップであるあなたは
覚えておいてほしい。
人間というのは、
誰もが簡単に流されてしまう。
しかも、悪い方向に変わるほうが
たやすいのだと。
だからこそ、
教育はとても重要になる。
ここで、私からあなたに質問がある。
「あなたは、
今の事業で何をしたいのか?」
「儲けたい、稼ぎたい」では
普通すぎる。
私は事業をやろうとしていて、
そう思わない人に会ったことがない。
「利益を出したい」も当たり前。
それに加えて、
「何のために、何をもって、
どんな時にそれをやろうと決意し、
進んでいこうとしているのか」
これを明確にしておくことが
非常に大事だ。
個人的に
どんなに優れた能力がある社長でも、
1人で事業をやって何十億円も
稼いでいるという人はいない。
みんな組織でやっている。
最初は何人かの仲間がいて始めたものが
次第に何百人、何千人の組織に成長して
結果的に大きなものを手に入れているわけだ。
ということは、
「自分が何をしたいのかを
身近な人たちにわかるように伝える」。
これこそが、
リーダーとしてやらなければいけない
ことになる。
だが、このようなことを
きちんと社員に伝えている社長は少ない。
数字のことは伝えていても、
どうして今の事業をやっているのか?
というような部分を伝えることはない。
いくらあなたが実現したいと思っている
ビジョンや夢があったとしても、
周りで手伝ってくれる人たちが
いわゆる
「サラリーマン化」してしまっていたら
それを実現するのは難しいだろう。
例えば、
「社長はあんなふうに言ってるけど、
来月のボーナスはいくらなの?」
とか、
「さぁ、仕事は適当に切り上げて、
どこに飲みに行こうかな」
などと考えている社員ばかりだとすると
あなたの夢は叶いそうもない。
そう感じないだろうか?
生活していく上で
給料のことは大事だ。
しかし、それよりも、
「社長はそういうことがやりたいのか。
よし、わかった。俺もそれに乗った!」
「俺も同じ気持ちで一生懸命やって
絶対にその夢を叶えたい。
一緒に熱中したい。手に入れたい!」
という社員ばかりだったとしたら…
絶対に成功する気がする。
だが、結局それも
自分のやりたいことを相手にきちんと
伝えていなければ、
共感も何も生まれない。
なので、自分が何をしたいのかを
身近な人たちにわかるように伝える。
これが重要だし、
社員たちに教育するべきことなのだ。
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チームを支えていく大切な仕組みの中に
教育がある。
どんなに採用の段階で
自社の企業文化に合った人を
採ったとしても、
放っておいては人は育たない。
さて、あなたは
今の事業で何をしたいのだろうか?
日々、忙しく働いていると
このようなことを考えることはない。
なので、少しだけ立ち止まり、
考えてみてほしい。
そして答えが出たら、
社員にも伝えてほしい。
会社のトップとして、
あなたと社員が行く先を
明確に示してあげるのだ。
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