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2019年2019/11/05

社内のスーパープレイヤー

池本克之です。


組織の中には、
「この人はスーパープレイヤーだ」
という人が1人くらいはいるだろう。


このような人がいれば
会社としてはとても安心だ。


毎月、安定して売上を上げてくれるし、
こちらが指示をしなくても
自分で考えて行動してくれることも多い。



しかし、その一方で、


スーパープレイヤーが
会社からいなくなってしまうと
大変なことが起きるようになる。


最も影響を受けやすいのは
売上だろう。


今まで安定して上がっていた売上が
その人がいなくなることで
急に落ちるようになる。


もちろん、
スーパープレイヤーの代わりを
他の人がすればいいのだが、


多くの場合、
スーパープレイヤーに
おんぶにだっこになっているので
突然、代わりをやれと言われてもできない。


他の人はやり方を知らないので、
再現することができないからだ。


その結果、
社内は混乱するようになる。



どんな人も、
いつどうなるかなんてわからない。


それを考えれば、
スーパープレイヤーに
おんぶにだっこになるのは
組織にとってどれだけリスクが高いか
わかるだろう。


・・・・・・・・・・・・・・・・


では、スーパープレイヤーが
いなくなったとしても、
安定して売上を上げていくためには
どうしたらいいのだろうか?


その答えはとてもシンプル。


日頃から
スーパープレイヤーのノウハウを
共有しておけばいいのだ。


そして、そのノウハウを
仕組み化しておく。


これができれば
強いチームになるのは間違いない。



例えば、後輩に教える業務を
積極的に任せてみたり、


チームで勉強会を開いて
みんなにノウハウを教える場を設ける。


などというのがいいだろう。



スーパープレイヤーに
人に教える側へ回ってもらうように
するのだ。


そうすれば、
組織にいる人の多くが
スーパープレイヤーのノウハウを
知れるようになる。


そして、その人と同じように
再現できるようになるのだ。



また、これはメンバーだけに
メリットがあるわけではない。


スーパープレイヤーにも
メリットがある。


それは、自分がやっていた仕事を
他の人に任せることで
自分の時間が空くようになる、
ということだ。


それにより、
もっと重要な仕事。


例えば、
売上を上げるための施策を考えたり、
商品改善や新商品の作成などに
多くの時間を使えるようになる。


・・・・・・・・・・・・・・・・


「あの人しかやり方を知らない」
というのは、
会社にとって大きなリスク。


スーパープレイヤーが
突然いなくなっても
現場が混乱しないために、


今からでも
スーパープレイヤーのノウハウを
組織にいるメンバーと
共有しておくことをオススメする。


それが、継続して繁栄を続ける
会社を創ることにも繋がっていくのだ。



PS
もしあなたが、
今いるチームをもっと強くしたいと
思うのなら、
これもオススメだ。

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