池本克之です。
チームで動くからには、
チームだからこそ達成できる
高い目標設定がなければならない。
例えば、
1人で1,000万円の売上を
上げられる人を
5人揃えてチームを組んだとする。
そこで、
「売上目標、5,000万円!」
と掲げても、
チームで動く意味がない。
チームで動いているのなら、
1人ではできないことを
しようとしているはずだ。
なので、
1人では1,000万円でも
5人なら1億円。
というように、
今までより高い目標設定を
するのがいい。
「もしかしたら
実現できるかもしれない…」
「これが実現できたらいいな…」
と思わせられるような目標を作るのが
チームに適度な緊張を与えるように
なるからだ。
もちろん、
「5人で10億円!」といった
負担にしかならない過度な設定は、
緊張を生むどころか
みんなを潰してしまうことになる。
なぜなら、
「いやいや、そんなの無理だろう…」
「そんなのできっこない」
と思った瞬間に
メンバーのモチベーションは下がり、
それが仕事にまで
影響してしまうからだ。
中には、勢いだけで
「10億円作るぞ!」と
言う人もいる。
最初はメンバーもつられて
ついていくかもしれない。
だが、だんだんそれが負担になり
ストレスになる人も出てくるだろう。
こうなると、
目標を達成するどころか、
チームの雰囲気まで悪くなってしまう。
なので、大事なことは、
「チームでするなら
何とか手が届くかも」
とメンバーに思わせる
最適な線を見極めて目標を掲げること。
それがメンバーのモチベーションを
維持して仕事をする秘訣になってくる。
また、このような目標設定は
人間関係を維持するのにも
効果がある。
お互いに協力するしかない、
と思わせるような目標にすると
自然と連帯感が生まれるようになるからだ。
1人でしていた時は
「後回しにしようかな…」
と思って実際に後回しにしても
他に困る人はいない。
しかし、チームでする時は
自分が終えた仕事を引き継ぐために
待っているメンバーがいるので、
そうもいかない。
後回しにしていると
他の人に迷惑をかけることになる。
そのため、
「自分のところで仕事を
止められない」
「他の人に迷惑をかけられない」
と思うようになり、
仕事の仕方が変わるようになる。
その結果、
チームにいるメンバー自身に
自然と責任感が生まれるようになるのだ。
そして、このようなチームは
目標を達成しやすくなる。
チームで動くからには、
チームだからこそ達成できる
高い目標設定がなければならない。
そして、それは
「チームでするなら
何とか手が届くかも」
とメンバーに思わせる
最適な線を見極めることが大切だ。
それができれば、
お互いに協力し合いながら
より早く目標を達成できるように
なるだろう。
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