池本克之です。
ビジネスにおいて、
市場を独占できれば
楽なビジネス展開ができるのだが、
ビジネスには競合他社がいるのが常だ。
しかも、競合には
直接的な競合だけではなく、
間接的な競合もいる。
例えば、ラーメン1つとっても、
広いジャンルで捉えれば食事だ。
つまり、飲食店である。
ということは、
他の飲食店も間接的なライバルだと
言える。
提供しているものは違ったとしても、
ライバルになっているというケースは
よくあるのだ。
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しかし、少し考え方を変えてみると、
競合するライバルが
強力であればあるほど、
自社のレベルを上げる原動力にも
なり得る。
それは、どういうことだろうか?
自然界から、
学べることがある。
天敵がいるほとんどの生物は、
まず天敵から身を守り、
生存することに集中する。
それは種を保存するためであり、
そのために天敵に対抗するべく
進化を遂げる。
あるものは戦うための武器を持ち、
あるものは発見されないために
より精妙な擬態を身につける。
存在の危機にさらされることが
脅威であるがゆえに生命力を鍛え、
進化のきっかけになることが
自然界から分かるのだ。
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ビジネスの世界に置き換えれば、
競合する企業と戦うために
その相手と明らかに違う
自分の特徴を打ち出すこと、
すなわち差別化を図ることと
同義であり、
これは、生存競争に勝つために
なくてはならない重要な戦略だ。
しかし、差別化は
単にライバルと正反対の特徴を
打ち出せればいいというわけではない。
例えば、経験に対して若さ、
商品力に対して価格力を持つ、
というだけではなく、
自分の強さをよく把握できていることが
必要になってくる。
つまり、相手に合わせた
対抗策であることに加えて、
自分自身の強い部分を活かした
武器があれば、
先手を打って戦うことができるに
違いない。
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社長の中には、
「何でうちの会社を
お客さんに選んでもらってるんだろう?
実はよく分からないんです…」
という方もいる。
しかし、私は多くの企業を
コンサルティングしてきたが、
成長企業には、
必ず競合他社が真似できない
事業構造や商品、サービスがある。
だからこそ、
お客さまの「記憶」に残り、
「いつか買ってみたい」
「もう一度使ってみたい」
「つい誰かに言ってしまう」
といった影響を与えているのだ。
さて、あなたの会社には
競合が絶対に真似できない
強みがあるだろうか?
そして、それは具体的には
何だろうか?
ビジネスには
競合他社がいるのが常だ。
しかし、
自社の強みをしっかりと把握し、
それをお客様に正しく伝えることが
できれば、
あなたの会社は
長期的な繁栄を続けることが
できるようになるだろう。
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