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2019年2019/11/22

生存競争、勝利の秘訣

池本克之です。


ビジネスにおいて、
市場を独占できれば
楽なビジネス展開ができる。


しかし、ビジネスには
競合他社がいるのが常だ。


しかも、競合には2種類あって
直接的な競合と間接的な競合がいる。


直接的な競合は、
まさに自社が扱っている
同じような商品を売っている
がちんこライバル。


一方、間接的競合は、
価値提供の部分で
ライバルの関係になる企業である。


つまり、

商品を買っていただくことで
相手にどんな価値を提供しているのか?


その価値提供の部分で
ライバルの関係になるところが
間接的競合となる。



例えば、
ラーメン屋の直接的競合は
他のラーメン屋だ。


だが、ラーメンといっても、
広いジャンルで捉えれば食事である。


つまり、飲食店。


ということは、
ラーメン以外の飲食店は
間接的なライバルだと言える。



他にも、よく例に出す
コーヒーチェーン。


スターバックスの直接的競合は、
コーヒーを扱っている
他のコーヒーチェーンだ。


例えば、タリーズコーヒーや
ドトールコーヒー。


他にも、
コーヒーを提供しているような
ファミレス、マクドナルド、
コンビニもそうだろう。


コンビニなんて
100円でコーヒーが飲めてしまう。


だが、スターバックスのコーヒーは
300円、400円する。


まさに競合だ。

値段だけ見ると負けそうじゃないか。


でも負けないのが
スターバックスである。


どうしてかと言うと、
間接的競合ではないからだ。


スターバックスは
確かにコーヒーという商品を
売ってはいるが、
彼らの価値提供はそこではない。


スターバックスの価値提供は
快適な空間。


これが、ファミレスやコンビニと
大きく違うところになる。


・・・・・・・・・・・・・・・


では、競合に勝つためには
何が必要だろうか?


それは、競合と明らかに違う
自分の特徴を打ち出すことだ。


すなわち差別化を図ることと
同義であり、
これは、生存競争に勝つために
なくてはならない重要な戦略である。


しかし、差別化は
単にライバルと正反対の特徴を
打ち出せればいいというわけではない。


経験に対して若さ、
商品力に対して価格力を持つ、
というだけではなく、

自分の強さをよく把握できていることが
必要になってくる。


つまり、相手に合わせた
対抗策であることに加え、

自分自身の強い部分を活かした
武器があれば、
先手を打って戦うことができるに
違いない。


・・・・・・・・・・・・・・・


さて、あなたの会社には
競合が絶対に真似できない
強みがあるだろうか?


そして、それは具体的には何だろう?


ビジネスには
競合他社がいるのが常。


しかし、
自社の強みをしっかりと把握し、
お客様に正しく伝えることができれば、

あなたの会社は
長期的な繁栄を続けることが
できるだろう。


PS
競合が絶対に真似できない
優位性を見つけ、
ライバルに圧倒的な差をつけたいのなら
これがお役に立てる。

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