2019年2019/02/05
最近の若者の意外な真実
池本克之です。
「最近の若者は
飲みニケーションを嫌がる」
「パワハラとか言われたら
かなわないから、
おちおち飲みにも誘えない」
そう考えて、
部下を誘うのを遠慮している
上司も多いのではないか。
実際のところ、
部下はどうなのだろう?
2016年に、サッポロビールが
社会人1年目から3年目の若者を対象に
行ったアンケート調査によると、
なんと、先輩や上司と飲みに行きたいと
思っている人が約8割もいた。
これには意外だ。
また、入社数年以内の職員の
カウンセリングを必須としている企業では、
20代から30代前半の若い層の人たちから
「寂しい」という言葉が
かなりの確率で発せられているようだ。
これはどういうことかというと、
この寂しいというのは
社会人としての繋がりを求めている声なのだ。
今の若者は、
周りとの繋がりを求めており、
意外にも、飲みニケーションに
好意的なのがよくわかる。
もちろん、そんな若者の中でも、
一部の人は「行きたくない」と
飲み会に対して強烈な拒否感が
あるのも事実だ。
例えば、飲み会の場で
「仕事と関係がない過去の武勇伝を
延々と聞かされる…」
「仕事上の自慢話を延々と聞かされる…」
など、このようなことが続いていけば
当然、もうこの人とは行きたくない、
上司や先輩とは行きたくない
となってしまう。
しかし、そうではない場合、
飲み会は部下にとって職場以外での
先輩や上司の素顔を見られる
チャンスでもある。
また、飲み会だからこそ
言える話というのもあるし、
飲み会を通して相手のことを
よく知れるというのもある。
そして、それだけではなく、
部下から上司に話しかける
きっかけづくりにもなる。
今は、職場では
仕事の話以外はほとんどしないという
ところも多いだろう。
仕事上の付き合いだけに
なっている人もいる。
そのような中で、
親しくなるというのはなかなか難しい。
実際、僕も会社では常に冗談を飛ばして
部下とはフランクに接しているつもりだが、
それでもやはり社長と社員という関係上
その間には見えない壁があると感じている。
その壁を取り払うには、
会社以外の場でコミュニケーションを
取るしかない。
いまどき部下と
うまくコミュニケーションが取れないと
感じているのならなおのこと、
上司は部下との見えない壁を
取り払うための機会をつくる必要があるのだ。
「最近の若者は
飲みニケーションを嫌がる」
「パワハラとか言われたら
かなわないから、
おちおち飲みにも誘えない」
と思っている上司も多いが、
実は、今の若者たちは
周りとの繋がりを求めており、
上司や先輩と飲みに行きたいと
思っている人の方が多い。
これらを理解し、
仕事がスムーズに進む環境をつくって
いくためにも、
ぜひ、飲みニケーションをうまく活用し
実践してほしいと考えている。
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