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2019年2019/06/28

採用は社員任せにしない

景色


池本克之です。


採用面接をする際、
あなたはどのタイミングで
候補者の方に会っているだろうか?


企業の中には、
一番最後だと答えるところも
あるだろう。


一次面接は人事課長の方がして、
二次面接は役員クラスの方がする。


そして、そこで選考があって、
残った方が最後、社長面接と。


このような流れになっている
企業もあるだろう。


しかし、私が考える採用の手順は
それとは違う。


私の考えは、
社長が一次面接をする
というものだ。


採用は社員任せにしないこと。


場合によっては、
書類選考も社長がする。


どうしてか?


それは、候補者の方が
良い人なのかどうなのか。


条件に見合う人なのか
どうなのか。


うちの会社の将来を
担う人なのかどうなのか。


それを、
最も正しい目で判断できるのは、
他ならぬ社長だからだ。


例えば、人事課長の方が
社長と同じ目を持って
見極められるだろうか?


おそらく難しいだろう。


あなたにとっての優秀な人材、
会社が求めている人材が
来ていたとしても
逃してしまう可能性が高い。


また、
「自分よりも優秀な人が入ってきたら
自分のポジションを取られるかも
しれない」と思うと、
わざと不採用にしてしまう場合もある。


誰でも、
自分の地位を脅かすような存在を
できるだけ周りに置きたくないと
考えてしまうものだ。


強く意識していなくても、
無意識に自分より優秀な人を
落としてしまう人もいる。


これでは、採用は投資だと考えれば
とても勿体無いことをしている。


それ以外にも、
社長が一次面接から関わることで、
スピードが上がるというのもある。


どういうことかというと、
あなたの会社に
課題発見力が高く、解決力も高い。


その上、
うちの企業文化とも合っている
そんな最高の人材が
面接に現れたとする。


ここで考えてほしいのは、
あなたが入社してほしいと思う
相手であれば、


他の会社もまた、
その人材を採用したいと考えている
可能性が高いということだ。


すでに争奪戦が始まっていると
思ってほしい。


そんな中で、
最終面接に行くまでに
他社から
「うちに来てください」
と先に言われてしまえば、
そっちの方に行く可能性が高い。


また、優秀な人は判断が早いので、
そのような人は
同じように判断の早い人を
好む傾向にある。


なので、
社長のあなたが一次面接から
関わっていれば、


「よし、じゃあ来週から
来てくれないか」


と、その場で言うことができる。


つまり、あなたの会社にとっての
優秀な人材を逃すことがなくなるのだ。


そして、内定を出した上で、
本来であれば
一次面接をやるはずだった
人事の担当の方や現場の責任者の方、


他の役員の方も
二次面接で面接して
会っていただければいい。


だが、まずは
一次面接で社長がお墨付きを出す
ということを
私の場合はおすすめしている。


どんな企業も
優秀な人材をほしいと思っている。


しかし、せっかくその会社にとっての
優秀な人材が面接に来ていたとしても、


面接官の見る目が
社長のあなたと違っていれば、
間違って落としてしまう可能性がある。


企業にとって
人材採用は大事なものであり、
会社の経営課題としても
非常に大きなものである。


だからこそ、
社長自身が積極的に関わってほしい。


この採用面接によっては、
これからの会社の将来の姿が
大きく変わってくるだろう。


PS
間違った採用をしないためには、
これも必ず必要だ。

http://a15.hm-f.jp/cc.php?t=M100404&c=21825&d=8894

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