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2019年2019/05/13

情報が思うように上がってこない理由

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池本克之です。


「部下からの報連相が思うように
上がってこない」


「どうしたら部下が
報連相をしてくれるのか」


このような悩みを抱えている人は
多い。


特に、悪い情報があがってこないと
トラブルの原因になる。


もしかしたら、
取り返しのつかない事態にまで
発展するかもしれない。


それに、
社員同士のコミュニケーションも
円滑にできなくなるので
ミスが多発する恐れもある。


「事前に相談してくれれば
トラブルにならなかったのに…」
と、思ったことがある人もいるのでは
ないか。


それぐらい悪い情報ほど
早く報告してほしいものだ。


しかし、どうして部下は
報告をしないのだろうか?


その理由の1つには、
「叱られたくない」から
というのがある。


特に、いまどきの若者と呼ばれる
いまどき部下は、
人の目を気にしすぎる傾向がある。


ミスをした自分を見られたくない
という強い思いがあるのだ。


それに、
ランチメイト症候群と言われ、
一人でご飯を食べている姿を
見られたくないからという理由で、
トイレでランチを食べる「便所飯」を
する人がいる世代でもある。


一緒に食事をする相手がいないことに
一種の恐怖を覚え、
それがストレスとなって
会社を辞めてしまう人までいるほどだ。


それぐらい、
「他人からどう見られるか」
ということを気にしており、
それがストレスになる世代である。


まずは、そのような世代であることを
理解することが大切だ。


その上で、早く報告してもらえる
仕組みを考えなければならない。


私がおすすめする方法の1つに、
メールや社内のSNSなどで
報告できるような環境を整える、
というのがある。


これだと、
直接顔を見て言うわけではないので
周りの目も気になりにくい。


面と向かって言うよりは
ストレスも少ないだろう。


そして、もう1つ重要なこと。


それは、
悪い報告があがってきた時に
絶対に責めないことだ。


ここで責めてしまうと、
もう二度と彼ら、彼女らは
報告しなくなってしまうだろう。


なので、部下が報告をしてくれたら
対策を一緒に考えることが
重要になる。


ミスやトラブルを繰り返さないためには
報告をし合い、
みんなで改善点を考えるような
環境をつくらなければならない。


そういう環境が整えば、
いまどき部下も悪い情報を
オープンにできるようになる。


「部下からの報連相が思うように
上がってこない」


「どうしたら部下が
報連相をしてくれるのか」


もしあなたも
このような悩みを抱えているのなら、


まずはいまどき部下の特徴を
しっかりと理解し、
その上で、今日お話した方法を
取り入れてみるのも
1つの打開策になるかもしれない。


PS
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