当時、転職したばかりの私は
何も知らず、いつものように朝早く
出勤した。
会社はすでに騒ぎになっていた。
「神戸が大変なことになっている」
もう傷跡は見えなくなっているが
25年過ぎても、記憶の中までは
なくならない。
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池本克之です。
体には「体幹」と呼ばれる軸がある。
ここをしっかり鍛えておかないと
全体のバランスが崩れてしまう。
心も同じだ。
明確な目標を持ち、
心の幹をしっかり鍛えてあれば、
どんな状況でも判断がブレることはない。
他人の言動や環境の変化で
モチベーションがグラついたりしないし
自信をもって前進できる。
反対に、
他人の言動でモチベーションが
グラついてしまうと、
仕事にまで影響が出る人がいる。
仕事に集中できないので、
今日までにやらなければならない仕事が
いつまでも終わらなかったりする。
これはとても非効率だ。
そもそも他人の言動で
モチベーションが左右されるというのは
自分の人生ではなく、
他人の人生を生きているようでもある。
だからこそ、そうならないように
心はしっかり鍛えておく必要がある。
そして、筋トレと同じで
心の鍛錬も継続することが大切だ。
小さなことでも
コツコツ積み重ねていくと、
そのうちぐっと伸びるポイントがくる。
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心の鍛錬をするには、
最初は本を読むことから始めるといい。
最低でも週に1冊。
ビジネス書、
あるいは仕事に関連する専門書。
歴史書や小説でもいい。
ただ単に読むだけではなく、
仕事に活かせる発見があったり、
仕事に繋がるインスピレーションを
探すことを意識して読んでいればOKだ。
私は、1日1冊を
一応のノルマにしているが、
実際に読めるのは週に5冊くらい。
時々アマゾンをチェックして
売れている本や気になった本は
とにかくすべて買っておく。
ジャンルとしては
組織論、経営哲学、自己啓発など様々だ。
それを常に目につくところに
積んでおいて、
その日その時、気になるものや
必要なものをぱっと手にとって読む。
そして、大切なのは
読みっぱなしにしないこと。
読みっぱなしにしていると、
その時は刺激を受けても
日々の仕事に忙殺されていれば
いずれ忘れ去られてしまう。
なので、
気になるフレーズには付箋を貼ったり、
付箋がなければページの端を折ったり、
赤ペンで傍線を引いたりする。
忙しい時は、
大事なことや覚えておきたいフレーズを
書き写すだけでもいい。
それだけでも
記憶への残り具合が格段に違う。
また、読書は
スキルや知識を吸収するためだけ
ではなく、
自分にとっての「元気の出る一言」の
ストックを増やすためにも有効だ。
経営をしていて
難しい場面に遭遇した時、
「そういえば、
こんなフレーズがあったっけ」
と思い出して、
モチベーションを自己調整する。
自分のポリシーにしたい一言や
自分自身の目標を毎朝口にするだけでも
心の幹を丈夫にするトレーニングになる。
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人間は、感情の生き物だ。
朝から気持ちよく仕事ができれば
仕事は捗る。
そうすると、気分が良くなり、
仕事が楽しくなってどんどん成長する。
そして、成長を実感できると
ますます仕事が楽しくなる。
マイナスの気持ちは
さっさとリセットして、
自分の進むべき方向を再確認する。
この切り替えが素早くできれば
成長のスピードは上げられる。
ぜひ、心の幹を鍛え、
どんな場面でもブレない
強いメンタルを作っていこう。
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