池本克之です。
ある若い友人が、
新しい靴と新しいスーツで颯爽と歩いていた。
すると、
前を行く杖をついたお婆さんの姿が見えた。
大きな荷物を持っているので、
手伝ってあげようかと思ったが、
やっぱり余計なお世話をせずに、
このまま追い越してしまおうか、、、と
迷いながらお婆さんの横まで来た瞬間、
突然、足を滑らせ転んでしまった。
新しい靴は滑りやすいことを忘れていたようだ。
新しいスーツをさっそく汚した若い友人に、
お婆さんが手を差し伸べてこう言った。
「坊や、覚えておきな。迷ったらこうなるんだよ」
なんとも的を射た言葉だ。
僕もそうだけど、
誰だって迷うことはある。
例えば、あの人と仕事ができたらいいな、
だけど言って断られたらどうしよう、、、とか。
自分よりも大きな企業に自社と
一緒に仕事しませんか?と言えば、
今よりも事業が伸びることがわかっているのに、
断られたらどうしよう、、、とか。
もちろん、
アライアンスの提案をする時だって同じである。
アライアンスをすれば、
会社が成長するための外的要因を、
戦略的に起こすことができる、
とわかっていても
「自社のような小さな会社が大きな会社に
アライアンスを申し込んでも
相手にされないのではないか・・・」
などの不安要素が出てくるのは
ごく当たり前のことだろう。
しかし、マーケティングはテストだ。
何度も試して上手くいくように
修正していけばいいのだ。
それに、
アライアンスを組めば会社の売上は短期間で上がるのだ。
まず、
ここで覚えていてほしいのが、
会社の社長であるあなたが、
会社を成長させるためにやって
いかなければいけないことは、
たった2つ。
1つは、
信頼してくれるお客さんの数を増やす。
2つ目は、
会社の成長を自力でやろうという概念を捨てる。
ということ。
そして、
他人の力を有効に利用させていただく方法を
身につけなければいけない。
・今、あなたの会社に使っていない資産はないだろうか?
・世の中に、あなたが使いたいと思う資産を眠らせている会社はないだろうか?
・この会社が紹介してくれたらいいなと思う会社はないだろうか?
・あなたの強みを活かせば成長しそうな会社はないだろうか?
・あなたの弱い部分を補ってくれる会社はないだろうか?
もし、アライアンスをすることができれば、
自力での成長をはるかに超えたスピードで
会社が成長するチャンスを手に入れることができる。
そして、さっきの回答だけど、
「自社のような小さな会社が大きな会社に
アライアンスを申し込んでも
相手にされないのではないか…?」
これは、
実際に私のクライアントでも最初はこんなふうに考える人が多い。
しかし、
それは正しくもあり間違いでもある。
なぜなら、
確かにいきなり聞いたこともないような会社から
電話がかかってきて「アライアンスをしたい」と言われても、
ただの売り込みだと思われてしまう。
アライアンスを成功させる秘訣は、
アライアンスをしっかりとまとめる
正しい方法を知ることだ。
そうすれば、アポイントが取れる確率も一気に上がり、
アライアンスができる可能性も大きく上がるだろう。
事実、私も超大手家電店と
小さなベンチャー企業のアライアンスを
成功させたことがある。
なので、
規模が小さいからと言って諦める理由にはならないのだ。
あなたは、自社の成長を大きく伸ばす勇気はあるか?
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