池本克之です。
今の若者は、
出世に興味がない人が多いようだ。
例えば、仕事ができる人に
リーダーを任せようとすると、
途端に
「私がやらなくてはいけませんか?」
などと言って、
渋ることすらあるという。
一体どうしてなのか?
株式会社クロス・マーケティングが
2015年に実施した
「若手社員の出世・
昇進意識に関する調査」
によると、
若者の15.8%が
「出世はしたくないと思っている」。
43.4%が
「出世にはあまりこだわっていない」
と答えた。
若者がこう思う理由は3つ。
・ワークライフバランスのとれた
生活をしたいから
・責任の範囲が広がるのが嫌だから
・出世をしても給与・年収が
それほど上がらないから
というもの。
要するに、
責任を取ることは避けたいし、
その責任が重くなるだけで
収入はさほど上がらない。
しかも、プライベートを犠牲にして
働かなくてはならないことが
割に合わないと考えているのだ。
また、これ以外も、
一緒に働いている上司が原因に
なっている場合もある。
上司を見ても
魅力的に映らないのだ。
楽しそうではないし、
たまにやつれている時もある。
こんな上司を見て、
「自分も将来あぁなるのかと思うと
嫌になる」
という声もある。
上司の働き方は、
自分の将来の姿を映し出す鏡などと
言われるように、
上司が魅力的に映らなければ
出世を目指すようにはならないだろう。
このような出世欲がない部下に対して、
いくら出世願望を刺激しようとしても
無駄である。
上司の中には、
「がんばれば出世できるんだぞ。
チャンスを逃すなよ!」
というようなことを言う人もいるが、
こんな精神論で
部下を動かすことはできない。
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では、このような出世欲のない部下は
どのように動かしたらいいのか?
それは、
彼らがストレスなくできる仕事に
取り組んでもらえれば
それで十分。
そこで成果を積み上げながら
達成感を覚えるうちに、
うまくいけば
上昇志向も芽生えてくるかもしれない。
もちろん、
今の若者の中には、
上昇志向がある若手もいる。
彼らは放っておいても
自分でキャリアプランを考えるし、
成果を上げてリーダーになりたいとも
思っている。
なので、リーダーは
このような人に任せればいいのだ。
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部下が何を望んでいて、
何を望んでいないのか?
これらを理解して仕事を任せてあげれば
お互いにストレスなく
仕事を進めていくことができる。
出世欲がない部下を
どのように動かしたらいいのか?
そう悩んだ時には、
今日話したことを参考にしてみてほしい。
PS
「いまどき部下が
何を考えているのかわからない」
というのなら、
これがお役に立てる。
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