池本克之です。
あなたの会社の会議では、
参加している全員が何らかの発言を
するだろうか?
多くの企業は、会議を開催しても
発言する人はほんの一部で
ほとんどの人が発言しない。
あるいは、社長だけが話して
他の人はまったく発言しない。
という問題が起きている。
せっかく時間を割いて
一人ひとりが会議に出席しているのに、
これでは効率の良い会議とは言えない。
実際、会議には
参加者の人件費、光熱費、設備、
備品など、
実はたくさんのコストがかかっている。
それなのに、
ほとんどの人が発言せずに
ダラダラと長い会議をするのは
時間のムダだ。
さらには、
長い時間かけて会議をしたのに
何も決まらないという会議まで
あるほどだ。
このような状態なら、
その時間、普通に働いてくれれば
もっと売上は上がっていたかもしれない。
とはいえ、
どうして会議になると
誰も発言しなくなるのか?
「何か意見がある人?」と言えば
目を合わせようとしなかったり、
下を向いて「当ててくれるな」と
言わんばかりの雰囲気になるのか?
その原因の1つは、
そもそも言えない雰囲気がある、
というのがあるように感じている。
例えば、
社長がいつもトップダウンで
社長の言うことは絶対、というような
企業文化がすでに出来上がっていたり、
社長自身が社員に対して高圧的な
振る舞いをしているなどだ。
このような場合、
何を言ってもムダなので
社員は黙っておこう、
波風を立てないようにしよう、
という心理が働いてしまう。
その結果、社長の意見に
誰かが異を唱えるということは
めったにない。
そして、社員は社長のそばでは
自分の意見を口に出さない
ということを身につけていくようになる。
このような組織では
社員の成長はもちろん、
会社の成長も難しいということは
誰もがわかるだろう。
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では、どうすれば
会議で社員が発言するようになるのか?
大事なことは、
誰もが発言できるような環境をつくる
ということだ。
そのために、
社長自身の自己開示が必要になってくる。
例えば、
「今、私はこの新しい提案に
不安を感じている。
この不安が解消できるように
協力してもらえないだろうか」
「私の話し方のせいで
もしかしたら、頑固者に
見えているかもしれない。
だが、もっとより良くするために
みんなの考えを聞かせてもらえないか」
などだ。
このように、社長が感じていることを
そのまま素直に伝えられると
社員たちは「協力しよう」、
「話してみよう」という気持ちになれる。
もちろん、社員が話したとしても
決して頭ごなしに否定したりしては
いけない。
社員の話に
しっかり聞く耳を持つことが重要だ。
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多くの企業では、会議を開催しても
発言する人はほんの一部で
ほとんどの人が発言しない、
という問題が起きている。
しかし、
組織は色んな人の考えや意見が
出るからこそ成長できるし、
それが会社の成長へと繋がっていく。
組織にいる人が
自分の考えを積極的に発言できるように、
社長である私たちが率先して
発言しやすい環境を作っていく必要があるのだ。
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