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2019年2020/02/06

会社の精神は何度でも伝え続ける

池本克之です。



会社やチームで一体感を持つためには、
会社が向かう方向性を1つに定めることが重要だ。


そのためには、
「ミッション・ビジョン・バリュー」の
共有が必要不可欠になる。


あなたの会社では、
ミッション・ビジョン・バリューの
共有をしているだろうか?


そして、社員たちは、
全員があなたの会社の
ミッション・ビジョン・バリューを
腹の底から理解しているだろうか?



多くの会社では、
ミッション・ビジョン・バリューを
掲げてはいても、
社員に浸透しているという企業は少ない。


社是を掲げたり、
ミッション・ビジョン・バリューを
掲げてはいても、

その精神が
社員たちに浸透していなければ
意味がない。


社長室に綺麗な言葉を並べて
飾っているだけでは意味がないのだ。


あなたの会社の
ミッション・ビジョン・バリューを
社員が理解し、
現場で体現していなければいけない。



あなたもご存知の
経営の神様と呼ばれる
ピーター・F・ドラッカーは、

「企業の最大の課題は
価値、使命、ビジョンを確立することだ。

それ以外の機能は
すべてアウトソーシングできる」

と述べている。


会社の精神を決めるのは、
それぐらい重要なことなのだ。


・・・・・・・・・・・・・・・


今一度、
「ミッション・ビジョン・バリュー」の
定義を考えてみたい。


・ミッション

これは、会社の存在意義、
つまり自分たちの企業の目的は何なのか?

何を達成したいのか?

それらを示すのがミッションだ。


会社が掲げているミッションが
できていなければ、
会社の存在意義はないとも言える。


経営者だけではなく、
現場の人もミッションを通して
使命感を共有していないと、
個々の判断軸までぶれてしまう。


そして、それがミスやトラブルなど
様々な問題に繋がっていくのだ。



・ビジョン

ミッションを果たすために、
会社が中長期的に目指す目標や夢のこと。


その会社が将来的に
「こうありたい」と考える姿である。


その将来像を実現させるためには、
社員にもビジョンを共有し、
それを目指して一緒に行動してもらわなければならない。



・バリュー

これは、あなたの会社の価値観や行動基準。


つまり、
「自分の会社はこれをすることで
社会に貢献するから、
それに従って行動してほしい」

と示すのがバリューである。


日々の行動をする際に、
何を基準にして判断したらいいのか?

それがハッキリしていないと、
社員は自分の行動に迷いや
いくつかの選択肢が出た時に、
どう動くべきかがわからない。


そのような時に立ち返るのが、
会社の示す価値観なのだ。


・・・・・・・・・・・・・・・


さて、あなたの会社に
ミッション・ビジョン・バリューは
あるだろうか?


それは、社員にも共有されていて
それぞれが現場で体現できているだろうか?


いくらいい言葉を並べていても、
飾っていたり掲げているだけでは
何の意味もない。


そこで働く全員が腹の底から理解し
体現してこそ意味があるのだ。



あなたの組織が一体感を持って
同じ方向に向かって進んでいくために、

これから先も、何度でも、繰り返し
会社の精神を伝え続けてほしい。



PS
組織にまとまりがないと
感じているのなら、
ここにそれを解決するヒントが
あるかもしれない…

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