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2019年2019/07/30

事業を伸ばす社長、伸ばせない社長

苦しい


池本克之です。


あなたの会社には
事業計画書があるだろうか?


実は、多くの中小企業の社長が
事業計画書を作っていない。


しかも、頭では
作ったほうがいいということは
わかっていても作らないのだ。


どうしてだろうか?


その理由の中には、
時間がないから、
というのもあるのかもしれない。


だが、社長であれば
時間がないのは当然だ。


私だってない。


しかし、そんな中でも
どうにかして時間を作り出す
必要がある。


特に、会社の成長に
欠かせないものであれば尚更だろう。


正直、事業計画書がないまま
事業を成長させるのは
難しいと考えている。


なぜなら、
事業計画書がないということは、
霧の中を手探りで進むようなものだからだ。


もちろん、
今まで長く経営を続けてきた人なら、
「そんなものなくても
今までうまくやってる」
と思うかもしれない。


しかし、もしそれが
たまたまだったとしたら...?


この先どうなるかなんて
誰にも分からないのだ。


また、多くの社長は、
今までの経験から
会社の売上や利益、資金繰りを
何となく把握している。


そして、会社の課題も
おおよそ分かっている。


しかし、日々の仕事が忙しくて、
その「何となく」を
どうにかしようとはせず、
ほったらかしにしている人が多い。


今までの経験から、
「どうにかなる」
と思い込んでいるのだ。


さらに、新しい事業や
新しい商品・サービスを始めた時に、
私がその理由を訊くと、


「なんとなく
うまくいきそうだと思ったから」


「これまでの経験上、
うまくいくはずなんですよね」


という返事が返ってくる人もいる。


だが、これでは
事業が成功する確率は低い。


それに、社長がそのような感じなので、
社員もなんとなく仕事をしたり、
何か問題が見つかっても
「どうにかなるだろう」と思い、
積極的に解決しようとはしなくなる。


こんな状態で会社を伸ばすのは難しい。


いずれ限界がくる。


私が今までに
コンサルティングをしてきた会社や、
実際に自分自身が経営者として
お付き合いしてきた会社の中で、


成長し続けている会社には
必ず「事業計画書」があった。


なぜなら、これこそが、
会社を伸ばしていくための
ツールだからだ。


事業計画書なしで
事業を成功させたという例は、
非常に稀だ。


それぐらい重要なものである。


計画を持ってスタートし、
何の目的でこの事業があるのか?
目標は何なのか?


これらを整理して
アウトプットすること。


これが欠かせない。


実際、社長が何を目指しているのか?
どんな会社にしたいと思っているのか?
何を実現したくて
この会社をやっているのか?


そういうことがわからないと、
社員はだんだんやる気がなくなっていく。


最初は、あなたの会社に期待をもって
入社してきたかもしれない。


だが、次第に「ここで働く意味」を
見失うようになるのだ。


すると、ただ目の前にある仕事を
こなすだけになったり、
「早く休みにならないかなぁ…」
などと思うようになる。


会社を順調に伸ばしていくためには、
あなたの事業に共感し、
あなたについてくる人が必ず必要だ。


「社長、それ面白そうですね!」
「ワクワクしますね!」
「一緒にやりましょうよ!」


というように、
社員をあなたのビジョンに
巻き込んでいかなければならない。


もちろん、経営者の中には、
口下手だったり、
物静かで内気な人もいるだろう。


だが、そんなことは一切関係ない。


経営者が内向的だから
社員はついてこない、
ということではなく、


内向的であっても、
決して話が上手ではなかったとしても、


どれだけ自分が実現したいことへの
想いがあるのか?


そして、それを実現するための
具体的な計画があるのか?


これらが社員にとっては
重要だからだ。


さて、あなたの会社に
事業計画書はあるだろうか?


もしもないのなら、
今からでも時間を取って
真剣に取り組むべきだ。


それぐらい価値があるものである。


これからの時代、
自分のビジョンを明快な言葉で語り、


そして、語るだけではなく、
具体的な計画を立てている社長だけが
集団の力を結集し、


実現したいことを
実現していくようになるだろう。


PS
社員を巻き込み、事業を成長させる
事業計画書の作り方は
ここで知れる。

http://a15.hm-f.jp/cc.php?t=M106678&c=21825&d=8894

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