メルマガバックナンバー

2019年2019/07/08

ルール

rule


池本克之です。


業務の効率化や生産性向上のために、
仕事の進め方に関して
何らかの社内ルールを定めている職場も
多いだろう。


実際、私も
部下を動かすときには
ただ信じて任せるだけではなく、
ルールが大切だと伝えている。


しかし、ときには
ルールを超えて部下を信じることも
大事になってくる。


もちろん、上司からすれば
ルール外の行動を
部下に取ってほしくないと
思うだろうし、


部下がルールを破れば、
「どうして、言った通りに
やらないんだ!
これがうちのルールなんだぞ」
と叱責する人もいるかもしれない。


会社は組織で成り立っているので、
ルールに従って運営されている。


なので、部下のルール外の行動を
上司が嫌がるのは、
ある意味当然とも言える。


しかし、それだけでは
部下はルールに縛られてしまい、
画一的な仕事しかできなくなってしまう。


また、部下の行動が制限されることで
部下自身、窮屈な職場だと
感じることもあれば、


実際にそのような職場に
なることもある。


さらに、それが原因で
部下が成長しにくくなったり、
自分で考えて動くということが
ほとんどないので、


仕事をしていて
面白さを見出だせない、
ということもある。


なので、ときには部下を信じて、
ルールを破ってでも
臨機応変な対応をすることを
認めてあげる必要がある。


実際、こちらが良かれと思って
作ったルールによって
メンバーの行動が制限され、


かえって仕事の生産性を
低下させてしまう、
ということはあるのだ。


それに、ルール以外の行動は
できないとなると、
いざというときに
正しい行動を取れなくなってしまう。


その結果、
お客様に嫌な思いをさせたり、
取引先の方に迷惑をかける場合もある。


部下からすれば
ルール通りにやっているので
何も問題ないと思っていても、


それに対して上司から叱られれば、


「どうしてルール通りにやったのに
怒られなきゃいけないんだ」


となり、お互いの関係性まで
悪くなる。


しかし、仕事をしていれば
すべてがルール通りに
やれるわけではない。


ときには、
臨機応変に行動することも大切だ。


もちろん、コンプライアンスなど
絶対に守らなければならないルールを
逸脱するようなことは
厳しく注意しなければならない。


しかし、それ以外の
自分の裁量内でコントロールできる
ことであれば、
ルールに縛られない部下の思考や
行動をよしとする。


それが、大きな成功に繋がる
可能性だってあるのだ。


ルール外の行動でもよしとされれば、
部下は上司が自分のことを
信頼してくれていると思えるようになる。


また、自分で考えて行動する
きっかけになったり、


自分がしたことで
誰かが喜んでくれれば、
仕事をする上で大きな自信に繋がる。


ルールを守ることは
とても大切だ。


だが、ときにはルールを超えて
部下を信じてあげることも、


部下の成長のためには
とても重要になってくるのだ。


PS
もしあなたの会社に
営業マンがいるのであれば、
ここで話す内容は
お役に立てるかもしれない。

https://pajaposs.com/shop2/190808semi/

自律成長型組織に変える方法 メルマガ登録

池本克之とは

Contact

お電話かフォームにて
お気軽にお問い合わせ下さい。
皆さまからのお問い合わせ、お待ちしております。

お電話でのお問い合わせ

00-000-0000

お電話受付時間:10:00~17:00

メールでのお問い合わせ

お問い合わせ

TOP > News一覧 > News

pagetop