池本克之です。
人を育てるには
何が大事になるだろうか?
それは、ずばり
経験させることだ。
上司が教えるだけではなく、
本人が経験の中から
自分で学べるようにすることが重要だ。
私は、思い切った
チャレンジをさせる時には、
それとセットで、
その経験や学びを他の人に教える場を
渡すようにしている。
そのために、若手メンバーに
新規プロジェクトを任せたり、
時には、敢えて
部下をもたせることもする。
確かに、これはリスクを伴う。
社長としては
勇気のいる選択かもしれない。
メンバーの試行錯誤をサポートしたり、
プロジェクトの進捗をフォローする
必要も出てくるだろう。
自分の時間が
今まで以上に取られる場合もある。
それに、どんなにフォローしても
失敗する可能性をゼロにはできない。
しかし、大きなチャレンジをさせずに
自分の手元にずっと置いておくほうが
チームにとっては
はるかにハイリスクだ。
なぜなら、そのままでは
人が育たないからだ。
そして、いつまで経っても
社長だけが忙しい…
という状態に陥ってしまう。
また、部下にとっても良くない。
チャレンジする機会を
与えられない部下たちは、
自分で考えるという意識が不足し、
意欲的に動こうとしなくなる。
・・・・・・・・・
上司の中には、
自分が知っていることを
こまごまと教えて
“育てているつもり”に
なっている人がたくさんいる。
しかし、それでは
上司以上の人材は育たない。
部下としても
教えられているだけでは
物足りないし、面白くもない。
このような状態が、
1番メンバーの成長を
邪魔していることになる。
すべての面において、
メンバーよりも優れていることが
リーダーの条件ではない。
リーダーの使命は、
チームのアウトプットを最大化し、
持続的成長を実現することだ。
そのためには、
優れたメンバーを育て、
彼らが成長し続けられる
仕組みを作ることこそが
リーダーの仕事なのだ。
・・・・・・・・・
人を育てるためには、
単に上司が教えるだけではなく、
本人が経験の中から
自分で学べるようにすることが重要だ。
上司の中には、
「もし、失敗したら…」
「うまくいかなかったら…」
そう考える人もいるかもしれない。
しかし、メンバーが育たなければ
チームの成長もない。
今後のことを考えれば、
今からでも
たくさんのチャレンジの機会を
与え続けた方が
後々、良い結果になるだろう。
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