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2014年2014/07/20

「生意気な新入社員」

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池本克之です。

突然だけど、
在りたい自分はある?

もっといい暮らしをしたい。
もっと気の合う人と知り合いたい。
もっと世界中を旅したいとか。

在りたい自分が叶わないと、
自分以外の誰かのせいにする。

親が、上司が、政治が、
社会が悪いって…

僕も思い返せば、
社会人1年目の時に、
こんなことがあった。

当時、
僕は中堅のリース会社に務めていて、
仕事はできる方だという自信があった。

そこでは、
新人社員は社会人としてのマナーや
ビジネスの基礎を学ぶための
研修を受けるんだけど、

僕は、すぐに実践の場で仕事を
したいと考えていた。

だけど、その研修を受けた
同期のメンバーは、
「勉強になった」なんて話を
していたのだ。

僕は、そんな同期のメンバーが
バカに見えていた…

今、考えると
何とも横柄な新人だったなと
感じている…

当時の僕は、
自分のことばかりで、
まったく彼らの気持ちを
理解しようとしていなかったのだ。

自分の価値観で彼らを
見ていたにすぎない。

自分と違う考えの人がいるということは
誰でもわかっていることだけど、
それを理解するということは
簡単ではないよね。

社内でも、
「何でこの人はわからないんだろう」と
思う時があるかもしれない。

しかし、その答えは、
その人はあなたではないからだ。

それが、
組織学習経営の5つの規律の
中で相互理解をあげて
いる理由だ。

自分と自分以外の人間は、
同じではないということを
理解することが大事。

経営者であれば、
何十人、何百人のスタッフを
一緒に働いているわけ
だから、それだけ沢山の
自分とは違う考え方と
日々接しているわけだ。

それを知っていれば、
相手との考え方の違いを
受け入れることができるようになる。

問題は、自分の中にあることが
多いのだ。

PS
なぜ、マラソンを完走の瞬間は
両手を上げてしまうのだろう。

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