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2014年2014/07/13

「マニュアルの落とし穴」

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池本克之です。

考えないことは合理的だ。

重要性の低いことはパターンを決めて、
いつでもその通りにただやるだけ。

うまくいかなければ
パターンを変える。

例えば、
旅先のホテルは
クライアントの近くにある
1番いいホテルにする。

決めてやるだけなので、
たかがホテルを選ぶのに
悩まないから時間がかからない。

クライアントの問題解決、
組織学習経営のレベルアップ。

そういう、
重要性の高いことに
時間を投資することが
本当の合理化とちゃいますか?

合理化と言えば、
社内のマニュアルでも同じだよね。

マニュアルがあれば、
スタッフの能力に依存しなくても
優れたサービスを提供する事ができる。

しかし、どんな組織にもマニュアルが
最も効果を発揮するとは限らない。

特に、小さな組織では
マニュアルが効果的でない場合も
少なくないのだ。

原因は、
社内の人材が使えないから
マニュアルを作成しようとする
考えが根底にある社長は、
「そこにいる人」が
見えていないからだ。

そして、それと同時に
「マニュアルがないと
できないと思われている」と
スタッフが思えば、
彼らの意欲を下げてしまうことも
あるからね。

それではマネジメントの
効果性を高める上でも
強い組織を作る上でも
かえってマイナスになって
しまう。

小さな組織の場合は、
得にマニュアルを作成する場合には
「そこにいる人」をじっくり見ることが
大切になってくる。

組織学習経営をするためには、
何につけても
「今、そこにいる人」が
大事になってくるのだ。

PS
この間、クライアント様の所に
行くのに、寝台列車で行った。
意外に快適だったよ。

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