部下との信頼関係を築く鍵
池本克之です。
社長の仕事の1つに、
組織にいるメンバーに
自分の夢を語り、
事あるごとに繰り返し伝える
というのがある。
しかし、社長としての
夢を聴いてもらうためには、
メンバーの夢や考えにも
耳を傾けることが大切だ。
なぜなら、
自分の夢を一方的に語るだけでは
共感してもらえないことがあるからだ。
何かを一緒にやっていくのであれば
どちらか一方だけではなく、
お互いの考えや夢を理解しておく
必要がある。
そして、メンバーに夢や考えを
話してもらうには、
まずは社長であるあなたが
自分をさらけ出すこと。
かっこ悪い部分も隠さず、
自分にできないことや
できていないことも正直に話して
部下と地で付き合う。
これが重要になる。
社長の中には、
プライドが邪魔をして
「そんなことできない」
と思う人もいるだろう。
自分の弱い部分を見せることで
部下がどう思うかを気にする人もいる。
もちろん、その気持ちもよくわかる。
しかし、いつまでもその状態では
部下との間に本当の信頼関係を
築くことは難しいだろう。
なぜなら、本音を話していない人に
自分も本音を話そうとは
思いにくいからだ。
また、部下から洗いざらい
何でも言ってもらえるような
信頼関係を築けなければ、
チームとして機能しない。
夢に共感してもらうどころか、
何か問題が起きても社長の耳に入らない
ということが
起きる場合だってある。
もし、そんなことが起きて、
あなたに報告しなくなってしまえば、
問題が起きていても
解決することができない。
また、
問題を放っておいたことで
会社を揺るがすような
大きな問題に発展することだってある。
そうなってからでは遅い。
組織にいる一人ひとりの信頼を
勝ち取るカギは、
率直なコミュニケーションと
率先垂範の姿勢。
決してメンバーと
面と向かって話す時間を
惜しんではいけない。
私も日頃から、
・自分の弱い部分も包み隠さず話す
・相手の話をよく聴く
・職位、階層に関係なく
すべてのメンバーと対等の目線で話をする
この3つを心がけている。
今は、直接話すより、
メールやチャットでの
やり取りが増えている。
やり取りの内容が
履歴として残るのはいいが、
それだけで充分なコミュニケーションが
取れるかというと疑問だ。
例えば、
社長の夢やビジョンを
メールで一斉送信したとする。
しかし、メールで
思いのすべてを伝えるのは難しい。
それに、
誰がどう受け止めたかを
確かめることもできない。
声のトーンや強弱。
ちょっとした表情やしぐさなど、
面と向かって
コミュニケーションしなければ
わからないことは多くある。
だからこそ、
面と向かって直接話をするのが
大事なのだ。
さて、あなたは最近、
面と向かって
社員とコミュニケーションを
取っただろうか?
部下との信頼関係を築く鍵は、
率直なコミュニケーションと
率先垂範の姿勢。
「最近、部下と話していないな…」
というのなら、
ぜひ、面と向かって
コミュニケーションをする時間を
作ってみてはどうだろうか。
その時間が、
社員との信頼関係を
より強固にしていくだろう。
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