見た目について

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池本克之です。


今は、見た目に関する書籍が
数多く出ており、
第一印象の見た目の重要性は
かなり認知されている。


また、あなたもご存知の
メラビアンの法則によると、
話し手が聞き手に与える影響の割合は、


言語情報が7%、
聴覚情報が38%、
視覚情報は、
なんと55%にもなっている。


これを見てもわかるように、
人間はほとんどの情報を
「視覚情報」から得ている。


そして、
初めて会った人の第一印象は
3~5秒で決まるとも言われている。


実際、私も第一印象の見た目、
特に服装には気を遣うし、
人を見る時も、
ついつい「はじめまして」と
挨拶をしてからの数秒間で
判断してしまいがちだ。


男性の場合、
身につけるもので見られる
3大ポイントは、
靴、鞄、時計だと言われているが、


確かに高額な商品を販売している
セールスマンが
すり減った靴、汚れた鞄、
壊れたような時計で登場しては
売れるものも売れなくなってしまう。


なぜなら、説得力がないからだ。


それほど、人は相手のことを
よく見ているし、
見た目というのは
相手に与える印象が大きい。


もちろん、やり過ぎると
かえって品がなくなるので、
必ずしも高級ブランド品が良いとは
言えないが、
最低限、清潔感のある身だしなみは
心がけたい。


靴や鞄は、
簡単な手入れでキレイになるし、
長持ちもする。


私は、保険会社勤務で
毎日スーツを着ていた時は、
毎週末、次の週に履く
ビジネスシューズ5足を磨き上げるのを
習慣にしていた。


丁寧にブラシをかけ、
シミにならないように
慎重にクリーナーを塗って
汚れを拭き取る。


次に、靴クリームを塗りこんで磨き、
光沢を出したければポリッシュを塗って
全体を磨き上げる。


最後に、防水スプレーを吹きかけて
しまう。


5足をこうした工程に沿って
丁寧に磨くと、
1時間くらいはあっという間に
経ってしまう。


今は、以前ほど
ビジネスシューズを履かなくなったが、
それでも週末の靴の手入れは
欠かしたことがない。


経営者やビジネスパーソンでも、
仕事ができる人は
総じてオンタイムでもオフタイムでも
きれいに手入れされた靴を履いている。


よく、
「靴を見ればその人がわかる」
「おしゃれは足元から」
と言われるように、


靴というのは
履く人の性格や品性、
感性やこだわりが表れやすい
アイテムだ。


いくら高いスーツを着ていたとしても、
靴が汚れていたり
ホコリがついたままになっていれば、
全体的なバリューは一気に下がってしまう。


もちろん、これは靴だけではなく
鞄も同じだ。


そして、忘れてはならないのが、
私たち経営者は
自分自身が会社のブランドである
ということだ。


経営者は会社の顔ともいえる
存在であり、
それに見合った意識や行動が
必要になってくる。


自分のイメージを上げるということは、
会社のブランドイメージ向上に
直結する。


そして、それは社員や顧客、
投資家、さらには取引先や銀行などの
関係者にまで影響するようになる。


だからこそ、見た目には
最低限、気を配る必要があるだろう。


人間はほとんどの情報を
「視覚情報」から得ている。


そして、初めて会った人の第一印象は
3~5秒で決まると言われているように、


最低限、清潔感のある身だしなみは
お互い心がけていきたいものだ。


PS
もしあなたが、
忙しさからなかなか抜け出せないで
いるのなら、
これがお役に立てる。

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4月2日セミナー開催のご報告

4月2日茨城古河市にある会計事務所、

報徳事務所様主催「第101回経営研究会」でセミナーをさせていただきました。



60名の参加者の方へ向けて、拙著「いまどき部下を動かす39のしかけ」を題材にいまどき部下に仕事を任せる方法をお伝えしました。
日頃から研鑽されているご参加のみなさまは、前向きな姿勢で、

ご感想も数多くいただきました。

社長1人では実現できない目標を社員、

特にいまどき部下と一体となって、

組織で実現するためのお役に立てたとしたらこれほど嬉しいものはありません。



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頂いたメッセージの一部抜粋

経営に関しては、今まで無知で無関心でいましたが、昨年より現場の作業も
少し担うようになりました。

経営に関しても関心が湧いてきて遅まきながら主人にも
アドバイスできるようになりたいと思っています。

従業員6名の小さな会社です。しかし池本先生から伺ったお話から少しの
エッセンスでも会社に取り入れて新鮮な風を吹かせられるように
頑張りたいと思っています。



ロールモデルの存在

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池本克之です。


最近、転職を希望する人の動機の中に
「先輩たちを見ていると
あんな風にはなりたくない」
という声が増えているようだ。


同じ職場の先輩や上司を見ていると
何か物足りなく感じる。


自分が目指している方向性とは違う。
憧れる存在ではない。


このようなことが原因で
人材が企業から流出している。


自分の将来を考えた時に、
一番わかりやすいのは
同じ職場にいる上司や先輩の姿だろう。


その姿を見て、
将来の自分をイメージするものだ。


しかし、それが
なりたい姿、ありたい姿では
なかったりすると、
将来に希望がもてず
転職を考えるきっかけになる。


これは、非常に勿体無いことだ。


では、このようなことを防ぐためには
何が必要になるのだろうか?


それが、ロールモデルの存在だ。


人が成長していくためには、
チャレンジするチャンスを与えたり、
新しいことを学ぶためのチャンスを
与えることが重要だ。


しかし、どんなチャンスを与えても
いかにポテンシャルが高い人で
あったとしても、
本人のエンジンがかからなければ
それを成長に繋げることはできない。


そして、そのエンジンをかける
重要な鍵になるのが
ロールモデルの存在だ。


「頑張れば自分もあんなふうになれる」
という、目に見える目標である。


メンバーがお互いの学びを共有しつつ、
チーム全体が進化していくのが
組織の理想形だ。


こうした
ラーニング・オーガニゼーションを
築くには、
やはりチームの中にスーパースター的
ロールモデルがいたほうがいい。


雑誌やテレビを通して知る
誰かではなく、
今、自分の目の前に
目指したい姿があるというのは
すごく刺激になる。


また、日々の仕事の
モチベーションにも繋がる。


そして、その刺激を
成長に繋げるためには、
その人が何をやってきたのかを
きちんと伝えることが大切だ。


明確な目標をもって
仕事に臨んできたとか、
周囲のアドバイスを素直に聴いて
実践してきたとか、


ハードルの高い仕事にも
リスクを取ってチャレンジした、
などなど。


単にその人がやってきたことを
真似るのではなく、
逆算の思考や仕事に臨む姿勢など、
成功の本質を学べるように
リーダーが導くことが大切になる。


例えば、
「毎朝7時に出社した」ことを
真似るのではなく、


なぜ7時に出社したのか?
その時間を使って何をしたのか?


そのロジックにこそ
学ぶべきことがたくさんある。


そして、それを吸収し、
実際に部下自身が行動することで
さらに成長に繋げることが
できるようになるのだ。


今は、転職を希望する人の動機に
「先輩たちを見ていると
あんな風にはなりたくない」
という声が増えている。


もちろん、
最初は有望な人材だったのが
長年勤務しているうちに
そうなってしまったという場合もある。


もしも、あなたの会社の社員が
そうなっているのであれば、
自社の人材育成を見直す必要があるだろう。


だが、すでにあなたの会社に
ロールモデルの存在がいるのであれば、
その人が何をやってきたのかを
きちんと部下に伝える機会を作ってほしい。


それが、ムダな人材の流出を防ぎ、
あなたの会社に長く定着してくれる
きっかけになるだろう。


PS
忙しい経営者が効率的に勉強するには
どうしたらいいのだろうか?


それには、勉強の技術が必要だ。

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<お知らせ>

4月6日より、
約791万世帯をカバーする
千葉テレビにて、
池本克之の冠番組が始まっています。


詳細は、こちらからご覧ください。

https://ameblo.jp/ikemoto/entry-12450464691.html






マネジメントで一番大事なこと

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池本克之です。

マネジメントにとって
一番大事なことは、
生産性を上げることだ。

メンバーが長時間働いているより、
短時間で結果を出せたほうがいい。

企業の中には、
「長時間働く社員=頑張っている」
という風潮があるところもある。

また、残業もしないで
さっさと帰宅する社員は
「やる気がない」と
みなされる傾向もあったりする。

しかし、
短時間で結果を出せるのであれば
その方が会社にとっても
社員にとってもいい。

生産性を上げるといっても、
単に仕事を効率化するのではなく、
密度を上げ、質を上げることが重要だ。

大切なのは、「人時生産性」。

1人1時間あたりの
生産性のことである。
メンバーの仕事ぶりを見ていると、
長時間働いている人の多くは
ルーティンワークの渦に
巻き込まれてしまっている。

そこから脱却して、
違うものを吸収していかないと
成長できない。

それに、だんだんと
本人のやる気が薄れていったり、
やりがいを失う可能性もある。

特に、ポテンシャルの高い人が
日々ルーティンワークを
こなしているという状況は、
組織にとっても大きなマイナスだ。

しかし、ポテンシャルの高い人は
仕事を安心して任せられるので、
リーダーもついつい

「しばらくはこのままで…」
とあぐらをかいてしまう。

そうやって
本来のクリエイティビティが
発揮されていないケースは少なくない。

では、クリエイティビティを
発揮してもらうには何が必要なのか?

それには、やはり刺激が必要だ。

そして、刺激を受けるには
時間が必要。

なので、
人時生産性を上げる仕組みを作って
早く退社してもらう。

例えば、
「やること・やらないことを
決めておく」

というのも生産性を上げる方法の1つだ。

ある会社では、クレーム対応で
「きちんと相手の話を聞こう」
という一般的なルールの他に、
「電話応対の場合、
保留は押さないこと」
などと決めている。

相手はクレームで電話をかけているので
その時点で気分を害してしまうからだ。

こういう場合は、
相手の連絡先を訊き、
折り返し電話をかけるようにするのが
ベストだろう。

こうした対応方法を決めておかないと、
お客様は担当者に怒りをぶつけ、
それをなだめるために
余計に時間がかかるようになってしまう。

そうならないためにも、
やること・やらないことを決めておけば
ムダに時間を取られないで済む。

そして、余った時間は
自分の成長のためのオフタイムとして
使ってもらう。

もちろん、
この時間はどう使ってもいい。

学校に通って勉強してもいいし、
色々な人と会って情報収集したり、
人脈を広げてもいい。

ジムに通って体を鍛えてもいいだろう。

どんなことでも、
その人が何かで成長すれば
それは仕事にも跳ね返ってくる。

仕事に直結しないように見える成長でも
それは仕事ぶりに必ず影響する。

仕事以外のオフタイムに
しっかりリフレッシュできれば、
仕事の生産性も上がるようになる。

マネジメントにとって
一番大事なことは、
生産性を上げることだ。

社員一人ひとりが
少しずつでも生産性を高めれば、
その総量は大きな生産性になる。

ちょっとずつを積み重ねる。

それが、
生産性を高めるコツなのだと
考えている。


PS.
社員一人ひとりの生産性が上がり、
組織で大きな成果を出すためのヒントは
ここにもある。

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いまどき部下を育成するコツ

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池本克之です。

あなたは、部下が結果を出した時
すぐに褒めているだろうか?

従来のマネジメント本でも
部下を褒めることが大事だと
繰り返し説明されている。

それについては、
私もその通りだと考えている。

反対に、結果を出しても
褒められない、
何も反応がないとなると、

自分のことに興味がない、
どうでもいいと思われている、
と思うようになり
上司への信頼は薄くなっていく。

さらに、仕事へのモチベーションを
維持するのも難しくなるだろう。

事実、日ごろから態度の悪い生徒が
たまに良い態度を見せた時、
教師がそれに気づかなければ、
その生徒はまた元の態度に戻ってしまう
そうだ。

それぐらい、人間は
変化に気づいてほしいと思っているし、
その変化に対して
相手から褒められたり、
認められることを期待している。

ただし、
ここで気をつけてほしいのは、

いまどき部下の場合は、
従来よりも「早く褒める」ことが
必要だということである。

その理由の1つは、

自分がやった仕事で
何が評価されたのかを
わかりやすくするためだ。

最近の若者は、
SNSで「いいね!」と
すぐに反応が返ってくることに
慣れている。

相手の反応がすぐに返ってこないと
不安になるのだ。

なので、部下がいい結果を出したら
その場で、すぐに褒めること。

一週間後のミーティングで、
「先週のクライアントへの対応
よかったよ」と褒めても、
時間が経ちすぎてピンとこないだろう。

ただし、大げさに
素晴らしい!と褒め称えるのではなく、

さりげなく、しかし、具体的に
「今の電話の対応はここが良かった」
「資料のここがよくできていた」
と褒めるのがコツだ。

どんな人も
褒められると素直に嬉しいし、
また頑張ろうという気持ちになれる。

それに、自分は認められているとも
感じられるし、
きちんと自分のことを
見てくれているんだ、
と感じることもできる。

このような経験が積み重なって
いくことで、
お互いの信頼関係は強くなっていくのだ。

あなたは、部下が結果を出した時に
その場ですぐに褒めているだろうか?

目まぐるしく変化する
ビジネス環境の中で、

いまの若者たちが
仕事に対するモチベーションを
失わないようにするために、
お互い意識していきたいものだ。

PS
成功する社長になるには、
どうすればいいのか?

実は、それには
特別な能力などは必要ない。

必要なのは、これだ。

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<お知らせ>

4月6日より、
約791万世帯をカバーする
千葉テレビにて、
池本克之の冠番組が始まります。

詳細は、こちらからご覧ください。

【池本克之の冠番組】チバテレビにて4/6 17:00〜スタート